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イソップ寓話の「3人のレンガ職人」を引用します。
ある旅人が一本道を歩いていると、道の端でレンガを積んでいる一人の男に出会いました。旅人が「ここで何をしているのですか？」と尋ねると、「見ればわかるだろう、レンガを積んでいるんだ。朝から晩まで、暑い日も寒い日も俺はここでレンガを積まないといけない。腰は痛くなるし、手はひび割れだらけ」男は答えました。
旅人が旅を続けると、またレンガを積む別の男に出会いました。「ここで何をしているのですか？」と旅人が尋ねると、男は「大きな壁を作っているんだ。この仕事のおかげで家族が養える。大変だなんて言ったらバチがあたるよ」と答えました。
旅人は更に旅を続けます。するとまた、レンガを積む別の男に出会いました。「ここで何をしているのですか？」と旅人が尋ねると、男は「偉大な大聖堂を作っているんだ。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだ。素晴らしいだろう！」と、答えました。旅人はその男にお礼の言葉を残し、元気いっぱいに歩き続けました。

皆さんはどのように考えられるでしょうか？
お仕事にどんな思いをお持ちでしょうか？

行う目的をどう考えるかによって、仕事のマインドも成果も変わってきます。一人一人がやれることには限りがあり、一つのレンガを積んでるだけの意識になることもなくはありません。でも間違いなく、日本のモノづくりを支える大切なレンガの一個です。難しいレンガの積み方や、効率よい積み方ができるよう、皆さん自身が成長しつつ、一緒に日本のモノづくりを支えてゆきませんか？